成人式と言えば真っ白のファーを襟元に巻いている振袖の女性の姿を思い浮かべる方も多いですよね。
しかしみんな同じようなスタイルになってしまい、おしゃれさんにとっては物足りないと感じることもあるでしょう。
成人式のファーは白以外は使ってはいけないのでしょうか?
成人式のファーは白以外でもOK!
結論から言うと、成人式に着用するファーは白である必要はありません。
グレーや茶色などのファーも中にはあります。
白のファーは若々しく、新たなスタートにぴったりな印象であることや、顔周りをパッと明るく見せてくれることから人気があるようですね。
グレーや茶色のファーは本物の毛皮のように見せることができ、振袖姿を格式高く演出してくれます。
実際に本物のファーを着用したいという場合は、このように色のついたファーを選んで周りと差をつけるのもいいかもしれませんね。
最近では黒いファーも人気があります。
黒というとお祝いの席には似つかわしくない印象を受けるかもしれませんが、スタイリッシュで現代的な黒のファーはより振袖姿をおしゃれに演出してくれることでしょう。
祖母や親戚からの声がうるさいという場合は本人たちの前ではファーは着用せず、式に向かうときや友人と会うときだけ着用するなどの工夫をしてみるといいでしょう。
しかし式典中、会場内に入ったらファーは着用しないのがマナーですので、気をつけるようにしてくださいね。
振袖の柄や色に合わせてファーを選んで
振袖が暗い色なら明るい色のファーを、明るい色のファーなら全体を引き締めてくれる暗い色のファーを、と、選んだ振袖によってファーのカラーを変えてみるのもおしゃれです。
明るい色のファーなら早起きでむくんだ成人式当日の顔を血色よく見せてくれますし、暗い色のファーならすっきり引き締まって見せることも可能。
成人式当日をどのように迎えたいかを考えた上でファーの色を選ぶのもおすすめです。
成人式が終わったあとのファーの行方
成人式が終わっても振袖を着る機会はありますが、ファーを使う機会はなかなかありません。
普段着のマフラーとしてリメイクできるならいいですが、使い道がなさそうな場合は売ってしまうのはいかがですか?
ファーは箱に入れておかないとぺたんこになったりクセがついてしまいます。
場所を取りますし、経年劣化も気になりますよね。傷んでしまわない内に売れば、高い金額をつけることも十分可能です。
フリマアプリなどで自分で売る他にも、着物買取専門業者に依頼すれば、成人式のファーも高く買い取ってもらえますよ。