着物買取と言うと、ブランドものの着物でなくては買い取ってもらえないイメージがあるかもしれません。
しかし現実には、 ノーブランドの着物でも買取は可能ですし、帯や和装小物だけでも買い取ってもらうことが可能です。
そこで気になるのが、 帯や小物はどのくらいの価格で買い取ってもらえるのかということです。
ここでは帯や和装小物の買取について、相場価格を調べてみました。
帯の買取価格相場
帯の買取相場はその種類によって異なります。
購入後10年以内で、比較的保存状態の良い帯の場合、一般的な名古屋帯で6,000～7,000円というのが相場のようです。
着物と同様、帯もブランド物や作家もの、格式によって相場が変わってきます。
袋帯の場合、6,000～8,000円くらいが一般的ですが、博多帯では8,000～11,000円くらいの金額で買い取ってもらうことが可能です。
購入してから時間がたってしまっているものでも、高価買取してもらえるケースもあるので、まずは査定をお願いしてみてください。
和装小物の買取価格と相場
帯揚げや帯締めなどの和装小物も買取の対象となります。
帯留めやバッグなどは、装飾が豪華なものであれば、高値が付くこともあるようです。
相場としては、帯揚げ100～1,000円、帯締め2,000円～3,500円、帯留め100～1,500円、バッグ100円～3,000円を目安としておくとよいでしょう。
草履や足袋の他、帯枕や伊達衿、ふくさ、ふろしきなども買取可能です。
また、かんざしは、1,000円～5,000円と比較的高値が付きますので、忘れずにいっしょに査定に出したいですね。
帯や和装小物だけでも買取可能
帯や和装小物だけだと、査定に来てもらうのはちょっと気が引けるかもしれません。
しかし、和装小物1点でも出張査定に来てくれる業者もあります。
出張査定は、最短で30分以内に査定士が自宅に来て、買取商品の査定を行ってくれる便利なサービスです。
着物専門の買取業者の査定士は、専門知識を持ったプロですので、ネットオークションや付近のリサイクルショップよりも高値で買い取ってくれることが多いです。
業者によっては、24時間、365日対応してくれるところもありますので、思いついたときに問い合わせだけでもしてみるとよいでしょう。
帯や和装小物を高く買い取ってもらうためには
帯や和装小物は、劣化するのも早く、シミや汚れなどが付きやすいものです。
当然ながら、きれいな状態のものの方が高く売れることが多いです。
しかし、有名作家のものやブランドものであれば、多少状態が良くなくても高値が付くことがあります。
ですので、鑑定書や証明書など、付属のものはすべて査定時に提出するようにしましょう。
汚れてしまった帯や小物は、クリーニングにだしてから査定してもらった方がいいと考えるかもしれません。
しかし、着物類のクリーニングは自宅ではできませんし、専門のクリーニング店でないとかえって変色や劣化の原因になることもあります。
専門店でのクリーニングは、思ったよりも高額もありますので、多少汚れがあってもそのまま査定に出す方が無難です。
