古くなった着物やもう着なくなった着物を買取してもらう場合、少しでも高く買ってくれる業者はどこなのでしょうか。
着物買取業者はいくつかありますが、買取や査定に関してトラブルも報告されているようです。
このような悪徳業者に引っかからないためにも、口コミや評判のいい業者を選ぶことはとても重要です。
着物買取の査定で高く買ってくれる業者で、なおかつ口コミ評判がいいところを、ランキングで紹介します。
着物の買取相場ってどのくらい?
そもそも、着物買取とはどのくらいの価格で売れるものなのでしょうか。
着物の買取価格はその種類や格式、ブランド力などによってことなります。
ウールや化繊でできた着物や古いもの、汚れが目立つものは、数百円にしかならないということもあります。
一方で、有名作家のものや伝統工芸品の着物の場合、数万~数十万円で売却できることもあるのです。
一般的に高額価格が付きやすいものは、次のような着物です。
- 振袖や訪問着など需要の高い着物
- 正絹(絹100%)の着物
- サイズの大きなもの
- 有名産地のものや有名作家のもの
- 汚れが少ないもの、目立たないもの
- 比較的新しい(10年以内)の着物
着物買取の方法と流れ
着物買取を考えている人でも初めての場合、実際にはどのような感じで査定が行われるのか不安という人もいるでしょう。
着物買取では、まず買取価格を査定してもらいますが、査定方法は主に次の3つがあります。
出張査定
買取業者の査定士が自宅まで来てくれて着物を査定します。
訪問時間の予約を取り、自宅で売りたい着物を用意して、査定士が来るのを待つだけなので、一番手間がかからない方法です。
査定価格になっとき出来れば、その場で現金を受け取ることができ、とてもスピーディな方法でもあります。
自宅まで来てもらうとキャンセルしにくいと、プレッシャーに感じる人もいるかもしれません。
でも、その辺は業者の方も慣れていますので、出張査定でキャンセルしてもまったく問題ありません。
査定料や出張料、キャンセル料もかかりません。
ただし、中には悪徳業者もいるので、信頼できる買取業者を選ぶことが大切です。
女性の一人暮らしの場合、女性の査定士を指定して出張査定してもらえる業者もあります。
持ち込み査定
買取業者の店舗に着物を持ち込んで査定してもらう方法です。
自宅や仕事場の近くに店舗がある人にとってはメリットが大きいでしょう。
ただし、多くの店舗では、事前に持ち込み査定の連絡をしておく必要があります。
いきなり飛び込みで持ち込みしても、担当者がいなくて、結局後日査定の連絡を待つということもあります。
宅配査定
買取してもらいたい着物を宅配便で送付して査定してもらう方法です。
宅配査定を行っている業者に頼めば、宅配用のキットを送ってきてくれます。
それに査定してもらう着物を梱包して送付します。
持ち込みや出張査定の時間が取れない人にはおすすめな方法です。
ただし、キャンセルする場合、返送料は自己負担となるところもあります。
買取を決めた際、入金は銀行振り込みになるといった、時間的なデメリットもあります。
着物買取業者おすすめランキング
では、具体的にどこの業者で売るのがよいのでしょうか。
当編集部でおすすめする買取業者について、詳細を比較してみます。
どんな着物もまずは査定に出してみる
着物買取をするときの業者で、おすすめなところをランキングとして紹介しました。
ここに紹介した業者は、どこも大手ですし、信頼して査定をお願いできる会社ばかりです。
ただ、実際の査定価格は多少差があるようですので、買取価格にこだわりたいという人は、複数業者に依頼するのも一つの方法でしょう。
また、着物買取といっても、シミや汚れがあると値段がつかないと勘違いしている人も多いようです。
しかし、実際には、多少汚れがあったり古くなってしまった着物でも、専門家の目利きでは高値がつくこともあります。
「どうせ値段なんてつかないから…」とあきらめてしまうのではなく、少しでも高く買い取ってくれる可能性がある業者に問い合わせてみることをおすすめします。