子供の七五三の際に着物を購入したというご家庭も多いですよね。
その後、同性の妹や弟が生まれた場合はその着物を産着に戻して活用することができます。
その方法や、子供の着物のサイズ選びのコツをご紹介いたします。

七五三の着物を産着に戻すには?

七五三の着物を産着に戻すには、まず肩上げや腰上げをほどく必要があります。
これは簡単にできることが多いので、着物をあまり触ったことのない人でもすぐに行うことができるでしょう。

次に、袖口をほどき袖下の丸みを取ります。
これは少し大変なので、素人がするには苦戦するポイントかもしれませんね。

最後に紐の位置を付け替えて完成です。
この紐はとくにこだわりがなければそのままでもいいですが、こだわりが強い場合はより大変になりますので注意しましょう。

これらの工程が難しい、どうすればいいか分からない…という場合は、着物屋さんに依頼するのが手っ取り早いです。
しかしコストの面などを考えると、産着に戻すよりもう一着買ってあげたり、レンタルで済ませた方がお得になることもありますのでよく考えてからお願いしましょう。

七五三の着物のサイズの選び方

七五三の着物のサイズ選びで重要なのは、今後どんな場面で着る機会があるのかを考えることです。
七五三のときしか着ないのであればそのときの体のサイズにあったものを選べばいいですが、女の子の着物の場合は3歳と7歳では体のサイズも大幅に変わっているため、その都度買いなおす必要があります。
市販の一つ身の着物はとくにサイズが限定されていますので、一枚の価格は安くてもその後のことを考えるとコスパは悪いかもしれません。

長く着物を着せたいという場合は、四つ身の着物を購入することをおすすめします。
今後使う機会があるのかなども考えて、一度呉服屋さんに相談してみるのもいいですね。
選び方などを詳しく教えてくれることでしょう。

サイズの合わない着物は買取に

子供が大きくなって着物のサイズが合わなくなったという場合は、その着物を取っておくのではなく買取にだし、そのお金で新しく着物を買うこともおすすめです。
着物は適切なケアをしていないとどんどん劣化してしまい、買取価格も下がってしまいます。
サイズが合わない、もう着ないと思ったら早めに売って、少しでもお得に取引をしましょう。

子供の着物は需要が少ないため、普通のリサイクルショップへ持って行ってもたいしたお金にはなりません。
きちんと販売ルートを確保している着物買取専門の業者に依頼することをおすすめします。

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