着物は長年タンスに放置しておくと、嫌なにおいがついてしまいます。
中にはカビが発生して、においの原因になることも。このように着物ににおいがついてしまったときの対処方法をご紹介します。

着物にタンスのにおいがついてしまったときの対処法

着物を入れているタンスには、虫除けのために防虫剤を入れているという場合も多いですよね。
タンスのにおいというより、この防虫剤のにおいが気になることもあります。

防虫剤のにおいは、風に当てることで取れることがあります。
直射日光の当たらない風通しのよいところで数日干したり、ドライヤーを当てることである程度のにおいを取ることができますよ。
においをとったあとはにおいがしない防虫剤を利用したり、着物用の防虫剤を利用することで再度においがつくのを防ぐことができます。

それでも防虫剤やタンスの嫌なにおいが取れない場合は、着物専用のクリーニングに出してにおいをとってもらう方法もあります。
しかしこれにはかなりのコストがかかってしまうため、本当にクリーニングに出す必要があるのか今一度よく考えてみましょう。

着物にカビのにおいがついてしまったときの対処法

着物のカビのにおいは取るのが難しく、素人のお手入れでは完全に消臭することはできません。

着物専門のクリーニングに出すか丸洗いをするなどの必要があります。

そもそもカビ臭いということは、目には見えなくても着物にカビが発生している証拠。
見て見ぬふりをしていると徐々にカビが現れてきます。そうなる前に、きちんと相当の処理をしておきましょう。

においのついた着物は売ることができる?

タンスや防虫剤、カビなどのにおいがついてしまった着物。
長年放置していたということはもう着る機会もないのではないでしょうか。

再度においがついてしまう前に、買取業者に依頼して買い取ってもらうことをおすすめします。

タンスやカビのにおいがついた着物は、買取価格は下がるものの充分に買取可能です。
買い取ってもらう前にご紹介したようなにおいを取る方法を実践しておき、少しでもいい状態で着物を買い取ってもらうようにしましょう。

売りたい着物が大量にある場合や着物の価値が分からず目の前で査定してほしいという場合は、自宅まで査定スタッフがきて直接買い取ってくれる出張買取サービスを行っている着物買取業者を選ぶことをおすすめします。

においがある、カビが発生しているような着物でも、一点一点丁寧に査定して、適正な価格で買い取ってくれますよ。

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