亡くなった親族や家族の遺品の中から着物がたくさん出てきた場合、その処分の方法にお困りではありませんか？
着物を着る機会もなかなかなく、着付けの仕方も分からないようであれば着物は持っておいても仕方ないかもしれません！
遺品の着物は捨てずに取っておく？
遺品の整理はなかなか難しいもの。由緒ある着物ともなれば尚の事です。
立派な着物の場合、ただ捨ててしまうのはもったいない！とお考えかもしれません。
しかし、着物は年に数回風通しのいいところに干すなどのお手入れをしないとどんどん劣化してしまいます。
タンスにしまいっぱなしだと、においがついたりカビがついてしまうことも。
いくら立派な着物といえど、そのように汚れてしまった着物は着ることができません。
それでは亡くなられた方の気持ちも報われないというものでしょう。
着物を着る機会がないのであれば、潔く他人に譲るか買い取ってもらって、他の人の役に立ててもらうことをおすすめします。
遺品の中でも取っておくべき着物は？
すべて譲ってしまうのはもったいない！という方は、お葬式や結婚式に着ることができる黒留袖と色留袖の2枚は取っておくといいでしょう。
ちょっと古臭い柄の色留袖でも小物の使い方次第では充分に今風に着ることができますし、黒留袖なら着る人を選びません。
もしものときのフォーマルウエアとして、この2枚はおいておくと後々活躍してくれるでしょう。
着物はどこへ処分をお願いすればいい？
他の着物は処分してしまおう！と思った場合、どこにお願いすればいいのでしょうか。
手っ取り早いのは、着物をきている友人や親戚に譲ること。
費用もかかりませんし、知っている人に譲るだけなので気分も楽ですよね。
しかしなかなか周囲にそのような人がいないという場合は、買取業者に依頼して買い取ってもらいましょう。
このとき注意してほしいのが、なんでも買い取ってくれるようなリサイクルショップにお願いするのではなく着物の買取業者にお願いすること。
多くのリサイクルショップでは着物買取に関する知識が乏しく、安値をつけられてしまいます。
着物の知識が豊富で買取の実績が多くある着物買取専門店に依頼すれば、きちんと着物の価値を判断して買い取ってくれますよ。
本当に価値のある着物があれば、新たに着物を一着買えるくらいの金額は余裕で手に入ります。
大量に売りたい着物がある場合は、店舗に出向く必要のない出張買取や宅配買取の利用をおすすめします！
